2009年9月からの2年間のMBA留学記。準備期間の2009年5月より開始。ご意見はmshiba64@gmail.comまで。ブログトップ写真はフランスChamonixにてMontblancを撮影


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2010/03/09 Japan Trek Day-5 その1!!(長いよ)

Day-5です、TOYOTAです。

この日はとにかく殺人的なスケジュールです。朝6時にロビー集合ですから。これについては出発前のInfo Sessionでも口を酸っぱく伝えておきました。しかも荷物を京都から箱根へ送ってもらうため、皆に事前に荷物を部屋外に出してもらって数を確認することに。何度も徹底して言っておいたおかげか、特に寝坊する人もおらず無事、TOYOTAへ出発です!

新幹線出発まで時間があったので、皆で駅構内のコンビニに立ち寄りました。MASは昨日の晩にセブンイレブンのおでんを購入して試してみたとのこと。アメリカ人っておでん嫌いって聞いたんだけど、Timも食べていたらしく大丈夫だったみたいです。Chrisが昨日食べた広島焼きがコンビニにあることを指摘してきました。そういや広島焼きってコンビニで購入できますよね。書いてたらまた食べたくなってきた!くそー、食えない。笑)私は京都限定の鯖寿司を買って奥様とシェアしました。なぜか奥様はランチパック買ってました。日本にいたときは買ってたところ見たことなかったのにー。笑

名古屋に到着してバスに乗り込み、TOYOTAの待ち合わせ時間まで高速のサービスエリアで時間を潰すこととしました。ナイスな選択です。皆、サービスエリアの食べ物屋とお土産屋に食いつきまくり。特に肉まんとあんまんが人気ありましたねー。そして食後は皆、抹茶ソフトクリーム食べてました。この旅では終始一貫して抹茶ソフトが大人気でした。その辺のアイスの自販機でも抹茶最中アイス買ってたりとかね。MASとラーメン&抹茶ソフトクリーム屋をピッツで出せば繁盛するかもとか話しました。

TOYOTA到着です。噂どおり、バスが到着するやいなや、ガイドのお姉さんと担当の社員の方が乗り込んできて、手際良く今日の流れを英語で説明してくれます。うーん、ここでもJust In time。この日のTOYOTAは主に3箇所を訪問することとなりました。

1.堤工場
この工場ではPRIUSを生産しています。今回はアセンブリ工場の見学となりました。写真禁止だったのが残念!見学していてとにかく驚いたのは、働く人達の動きが迷いどころか思考すらしていないように淀みないことです。とにかく動きに無駄がない。日本人の私にとっても違和感を覚えるものだったので、アメリカ人の彼らにはさらに異質なものとして写ったのではないでしょうか?アメリカのニュース番組で放送されるいわゆるGMのアセンブリラインとは明らかに違う光景でしたね。定番の「かんばん」についても英語で説明がありました。

2.ショールーム
その後ショールームへ。メインロビーにWelcome Tepperの映像が!さくっと皆で集合写真を撮りました。

3.Tepper卒業生とのミーティング
今回のビジットで私が最も期待しているものの1つです!Tepper卒業生のTさんは現在TOYOTAのオペレーションを担当されています。最近のTOYOTAのアメリカでの品質問題に関して、彼自身もアメリカが何が起きていて皆がどう感じているのかを知りたいと思っているらしく、議論がどのような方向に行くのかとても楽しみにしていました。

まずはTさんよりTOYOTAの考えるオペレーションについて説明がありました。一年生はMini-3にてオペレーションのクラスを終了したばかりだったので、頭に入りやすかったのではないかなーと思います。私にとって印象的だったのは、TOYOTAの強みが「工場にいる一人一人が日々、自発的に改善をしていくSelf-Motivationの文化」を大切にしているところから生まれているというところです。言葉で言うと当たり前のように聞こえますが、文化を根付かせるということはとても難しい。TOYOTAは例えば堤工場をMother工場として、アメリカではケンタッキーに最初に子工場を作りました。TOYOTAは単なる技術移転だけでなく、TOYOTAの強みの源泉であるこの文化をケンタッキーに根付かせることに成功したそうです。これこそがTOYOTAのグローバル化だったんですね。。。Tさんの言葉で言えば「文化は根付かせるのが難しいが、一度根付くととてもSustainableである」ということでしょうか。

私の会社にも少なからず文化というものがあります。「某ヘトヘト会社」の文化ですね。最近はあまり取り上げられなくなりましたが、ヘトヘトは日本で経営人材をたくさん輩出している教育の文化があります。実践の中でコミュニケーション能力やプロジェクト管理能力などを鍛え上げられます。我々はそれを多能工と例えることがありますが、基礎的な技術力にプラスしてビジネスのいろいろな側面で変わり身早く対応していく素養を求められます。この強みをグローバルに展開することができたら??と妄想を膨らませていました。

ミーティングの終盤で話はTOYOTAのアメリカでの現状におよびました。皆、一様に事件を冷静に捉えていてTOYOTAの品質に対する目は前向きなものであったと思います。それに対して、経営層のコミットメントが分かりづらいという意見もありました。品質に自信があるならばとりあえず全台リコールするなんて必要ないでしょ?という意見です。NISSANはゴーンの登場によりCentralizeされた意思決定の組織となりました。HONDAは創業者の意思を受け継ぎ、非常にDecentralizeされた意思決定により「まじかよ?」というような車を世に送り出し続けています。今回のCR-Zとか良い例ですね。あんなの日産には絶対出せません。経営がYesと言わないから。ではTOYOTAは?という話になった際、Tさんはどちらでもないとおっしゃっていました。TOYOTAは前出の文化が全てなんですねー。そう考えると全台リコールという策も納得できます。TOYOTAは自分達のミスをやっぱり工場の一人一人の力で克服していこうとするんですよね。。。でもそれを経営者がマーケットにメッセージとして伝えるのはすごく難しい。

80年代の貿易摩擦はアメリカの国民感情に端を発していました。現在はアメリカへ技術と文化を移転し、TOYOTAのビジネスはグローバル化しアメリカのGDPを支える一つの柱となっています。
それから四半世紀が経ち、TOYOTAの文化移転というグローバル化はここに来てまた新しいChallengeを迎えているのかもしれません。TさんもTOYOTAは変わらないといけないのかもしれないとおっしゃっていました。「我々はTOYOTA村の中の狭い成功にこだわりすぎかもしれない」と。

TOYOTAという遺伝子がアメリカ人の信頼を得ていることにとても誇りを持てたとともに、グローバル化ってなんだろう?と考えさせられる一時でした。

P.S
ここまで書いといて何ですが、日本人のグローバル化って言うと本田宗一郎さんの顔が浮かぶんだよなぁー。F1でセナと談笑してる顔ですね。日本文化の代表的な顔。
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ショールームで皆で撮影!
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僕:MAS、Prius欲しいよなぁ。
MAS:どうやって運転すんの、これ?
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生トランペットを吹くロボット君。海外も含めて子供がたくさん見てたなぁ。
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by mshiba64 | 2010-03-20 23:08 | Japan Trek